3日目-movie-

えー、

本日は、映画を見てきました!

 

予告始まったときからずーーーーっと見たかった

レ・ミゼラブル!!


映画『レ・ミゼラブル』予告編

 

いやあ!

予想通り、素敵でした・・・///

なにがって、アン・ハサウェイが!

あの歌の上手さ!演技の素晴らしさ!!

 

ハサウェイは元々ミュージカル女優だったみたいで

お母さんが有名なミュージカル女優だったこともあって、

小さい頃から家でよく歌を使って自己表現をしていたんだとか。

ハサウェイが幼い頃母親がレ・ミゼを演ったのを見て、

自分もミュージカル女優になりたい!と、いつかレ・ミゼをやりたい!と

思ってミュージカル女優になったのだそう。

そして映画俳優になってからも歌だけはずっと練習してたそうなのですが、、

いやぁ、圧巻!

あれだけの演技をしながらあれだけ見事に歌うって言うのは、

両方の経験を積んだからこそ、出来たことなんじゃないかって思いました。

ハサウェイだからこそ、あのフェンテーヌが出来たのだと思います。

それくらい、魅力的で、わたしにとってはもはや彼女があの映画のメインでした(笑)

上に貼ったCMでも御馴染みの、彼女の『夢やぶれて(I Dreamed a Dream)』を聴くために映画を見に行ったような感じw

描いていた憧れ、希望、恋、未来。

そういった夢は夢でしかなく、日々襲い来る現実に遠い過去となって、

代わりに重く圧し掛かる現実(地獄)、苦痛、屈辱。

抱いていた夢が消え失せ、フェンテーヌが現実のどん底の闇の中で歌いぬくシーン。

あのシーンは多分、この先何度見ても、心打たれると思います。

 

そしてジャン・バルジャンの役の人、

最初出てきたときは相当なおじいさんだと思ったのに、

実は40そこそこくらいの設定だったんだなって、後から思いましたw

声が、好きでした。

ファンテーヌの遺志を受けて、コゼットを引き取りにいって、

結果としてジャンはその子に救われるんだよね。

コゼットはジャンの光になるんです。彼女が彼の生き甲斐で、宝物。

過去の自分の影から逃げ続けながらそれでも生き続けたのは、一重にコゼットがいたから。

コゼットは、亡きファンテーヌとジャンの愛を一身に受けて、育ったのよね。

 

あの物語はみんな繋がっているんだな、っていうのが大きな印象。

ジャンは神父に救われて(人間的に)、

ファンテーヌはジャンに救われて(精神的に)

そしてジャンはファンテーヌの願いを叶えたことで、

最期の最期にコゼットに救われるんです(精神的に)。

 

ずっとジャンを追っていたジャベール警部は

自分を正だと、ジャンを悪だと信じて疑わなかった。

自分こそが法の番人であると。キリストに守られていると。

だから執拗にジャンを追ったし、いつか追い詰めるつもりでいた。

だけど実際は、ジャンは更正してたんだよ。

クリスチャンとしてキリストを信じ、愛して、誰に対しても優しい市長さんになって。

「善人」(いやもはや聖人?)になっていた。

それを、自分の命を助けられることで初めてしっかりと自覚するんだけど、

彼には「更正」の二文字が受け入れられなかったんだろうね。

(当時のフランスに「罪を憎んで人を憎まず」って言葉は存在しなかったし)

だから彼は本能的な理解と受容の狭間で苦しんで、

最終的に「ジャンがいる世界」から逃げる道を選んでしまった。

ジャベール警部の声も(見た目もw)好きでした(笑)

 

そしてコゼット。

彼女は、、ものすごいソプラノでした(笑)

「純粋無垢」を具現化したような穢れの無い透き通った高さの、声でした。

小さいときのコゼットを演じていた子役の子もかわいくてわたしが育てたくなりましたが(ぇ

そのあととても大事に、大事に、守られて可愛がられて育ったというのがよく分かる

穢れの無さ、世間の何にももまれていない純粋さの集まりな女性として、大人になった彼女は出て来ました。

まあ、あんなん現れたら天使ですわな(笑)

革命だ何やらと物騒なことに心を燃やしていた男(マリウス)には一溜りもなかったでしょうw

 

マリウスとコゼットは双方一目惚れで恋に落ちたのだけど、

そのマリウスを実はずっと好きだったのが、エポニーヌ。

サマンサ・バークスってミュージカル女優が長年舞台で演じて来ていて、

その彼女が今回、同役で人生初映画に挑戦したんだそう。

だからなんだね、全然知らないで見ていたけど、

本当に自然って言うか、まさにそこに居るのがエポニーヌ以外の何者でもない感じだった。

歌声なんかがわたしの大好きな声質だったりしたのもあるけど(笑)

特に、彼女が雨の中で歌うOn My Own

コレが最高でした。

サマンサはこの曲をもう人生でどれだけ歌ってきたか分からないくらい歌ってるんだって。

でもそんな「慣れた歌」感なんかなくて、愛する彼への痛いくらいの気持ちが溢れていて

思わず移入してしまうような、そんな素晴らしい歌い上げ方でした。

あまりにも素敵だし、ぜひ聴いて欲しいのでCM貼る!


映画『レ・ミゼラブル』 "オン・マイ・オウン(On my own)"

サマンサのエポニーヌ、ほんとう、好き!w

そして彼女が最期に歌う「恵みの雨(Little Fall of Rain」では、、泣きました。

涙止まりませんでした。

And rain will the flowers grow」とかいってもう号泣

彼女は、最期、幸せだったんです。

彼のために命を掛けて、彼を守って、そして今この命が消えようとしている瞬間、

愛しい彼は自分だけを見つめて、彼の腕に抱かれて死んでいける。

だから恵みの雨は泣けるんです。

それまでのエポニーヌの歌を踏まえての、最期だから。

On My Ownを踏まえての、Little Fall Of Rainだから、どうしようもなく泣けるんです。

 

で、

このエポニーヌと、罪な男マリウス、そしてコゼットで重なって歌うシーンがあります。

それが「心は愛に溢れて(A Heart Full of Love)」なんですけど。。

この曲を聴いたとき、ああ、だからエポニーヌがアルトで、コゼットがソプラノなんだな

って理解しましたw

勿論それぞれのキャラクターイメージにもぴったりなんだけど、

こうやって歌うからなんだなって。ミュージカルなんだから当たり前だったんだけどね笑

 

そしてラストのシーンは、いかにもミュージカル!って感じでしたね(笑

終わった瞬間、立ち上がって拍手したい感じの、終わらせ方で、素晴らしかったです。

 

やっぱり、ホンモノが見たいなあ~~笑

 

生のミュージカルが見たい!と思いましたw

勿論映画ならではのよさはいっぱいありますが、

終わった後、演じた役者さんへ感動のお礼として惜しみない拍手を送りたい!w

そう思わせてくれる映画でした。

 

いやぁ~~~見てよかった!!

 

むしろもっかいくらい見てもいいなあww

ハサウェイの歌とかサマンサの歌とかもっかいくらい劇場で聴きたいw

 

 

・・・因みに、

わたしは残念ながら原作を読んでいないので、

今回映画を見て感じたこと、思ったことをそのまま書きました。

もし原作を読んでいる人がこのブログを見て、

いやいやお前ソレちげーだろwって思っても勘弁してね><w

あくまでしがない個人の感想で、あくまであの映画から読み取れたことを

覚え書きしている程度ですので、、(´・ω・`)笑

 

でも今度時間を見付けて、ちゃんと原作を読んでみたいと思います。

もし読んだら、改めて感想をココに書こうかな^^!

本当は原作を読んでから観に行きたかったのだけど、時間がなくて、、

でも結果的に純粋に「あの映画」を楽しめたので、よかったかなって思います。

先に原作を読んでしまうと、どうしても自分のイメージが先行してしまうから…苦笑

 

 

そんな感じで^^*

また長くなっちゃいましたが、この辺でw

最後に六本木ヒルズから見た東京タワーでも載せて終わりにしますw

 

ではではー アデュ~

 

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